バレーボールの試合を見てきました。
こんにちは! さわやか治療院 鍼灸あん摩マッサージ師の長谷部です(^^)/
先日、知り合いの子どもさんが、バレーボールの試合があった為、試合会場の母校まで足を運びました。私も学生時代、バレーボールをやっていたので、久しぶりにみる母校に懐かしさを感じつつ、試合を見てました。
私が学生の時は監督による暴力・暴言が当たり前で、その監督の発言や行動に臆することなく、前向きに取り組むことが精神の成長に繋がるという、今では問題視される考え方や指導方法がまかり通っていました。
とあるチームでは、私が学生時代の指導方針のままでした。暴言が当たり前で、選手達が萎縮しながら試合を行っていました。対する相手チームは、選手同士のびのびと楽しそうに声を掛け合い、監督は褒める事や前向きな声掛けを行っていました。「勝たなければ意味がない」「暴言を吐いて勝てるならそれが正義。勝たないと見えない景色もある」というのが昔からあり、それが今でも信じられているからこそ、この暴言・暴力の指導方針は残っているのでしょう。
自分の学生時代、萎縮しながら苦しい思いをしてやっていた部活動を思い出します。私は当時、暴言暴力の世界を経験して、最高レベルの試合や経験・風景を見ることができましたが、自分にとってかけがえのない経験をできたかというと、そこには疑問が残ります。
暴言や暴力ありきの指導を行っているのには理由があると考えますが、精神疾患や、生涯にわたってのトラウマにつながりかねないと私は考えます。私は他の指導方法で生徒たちに夢を与えてほしいなと考えます。
この「指導において体罰は必要かどうか」という議論に関しては、様々な意見があり、時と場合によるケースバイケースもあるのかなと思いますが・・・(>_<)
部活動を通じて、生徒の自発性や自分の事を客観視して考える習慣、チームプレーとは?勝つためには?レギュラーを勝ち取る厳しさや勝負とは?、そういったあらゆる事を学ぶことができる部活動は、学生時代において非常に大きな成長の機会であるなと感じました。